皆さんは、ご自宅で使わなくなった食器や雑貨、家具などをどのようにされていますか?

まだ使えるけれど、もう使う機会がない。

捨てるにはもったいないけれど、置いておく場所もない。

そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。

私たち株式会社TSUJIMOTOは、京都を中心にお片付けや遺品整理、生前整理などのお手伝いをしています。

その中で日々感じていることがあります。

それは、「まだ使えるものが、本当にたくさんある」ということです。

海外でのリユースも大切。でも、私たちにはもう一つの思いがあります。

日本で使われなくなった家具や雑貨、日用品などが、海外へ輸出され、現地で再び使われることがあります。

海外で必要としている方のもとへ届けることも、物を無駄にしない大切な取り組みの一つです。

私たちも、その考え方を否定するつもりはありません。

ただ、私たちには一つの思いがあります。

「日本で大切に使われてきたものを、できることなら、もう一度日本の誰かに大切に使っていただきたい。」

食器一枚、コップ一つ、古い雑貨一つにも、それまで使ってこられた方の暮らしがあります。

誰かにとっては不要になったものでも、別の誰かにとっては必要なものかもしれません。

そんな物と人とのつながりを、できるだけ身近な場所で生み出していきたいと考えています。

まだ使えるものを、簡単に捨てないために

例えば、ご自宅の片付けで出てきた食器。

箱に入ったままの贈答品だけでなく、普段使いされていたお皿やコップでも、状態によっては再び使っていただけるものがあります。

古い雑貨や日用品も同じです。

新品でなくても、少し汚れていても、きれいに洗ったり、拭き上げたりすることで、もう一度使えるものがあります。

私たちは、そうしたものを一つでも多く次の方へつなげたいと考えています。

もちろん、すべてのものが再利用できるわけではありません。

それでも、最初から「ごみ」と決めつけず、再利用できる可能性を考えることが大切だと思っています。

リユースは、もっと身近で気軽なものであってほしい

最近では、古い食器や雑貨、家具などが思いがけない高値で販売されていることもあります。

もちろん、希少価値のあるものや、長い年月を経て価値が高まるものもあります。

しかし、私たちはリユースが特別な人だけのものになってほしくありません。

100円や200円で購入した食器を、毎日の食卓で使う。

古い雑貨を、自分の部屋に飾る。

必要な日用品を、新品ではなく中古品から探してみる。

そんな小さな選択が、物を大切にすることにつながると考えています。

リユースは、高価なものを売り買いすることだけではありません。

まだ使えるものを、必要としている人が気軽に使えること。

それが、私たちの理想とするリユースのかたちです。

京都・静原町の古民家から、次の使い手へ

株式会社TSUJIMOTOでは、京都市左京区静原町にある古民家で、リユース品の販売にも取り組んでいます。

お片付けなどを通じて引き取らせていただいた食器や雑貨、家具などを、できる限りきれいな状態にして販売しています。

価格もできるだけ手に取りやすく設定しています。

それは、少しでも多くのものを次の方へつなげたいからです。

実際に、フリーマーケットでは数多くの品物が新しい持ち主のもとへ旅立っていきます。

自分には必要なくなったものを、別の誰かが喜んで持ち帰ってくださる。

その光景を見るたびに、リユースの大切さを感じています。

最後に

物を手放すことは、決して悪いことではありません。

生活環境が変われば、必要なものも変わります。

大切なのは、手放すときに、その物の次の可能性を少しだけ考えてみることではないでしょうか。

海外で再び使っていただくことも、国内で次の方に使っていただくことも、どちらも物を大切にする方法です。

その中でも私たちは、できる限り日本国内で、そして京都という身近な地域で、物が循環する仕組みを大切にしていきたいと考えています。

「誰かの不要なものが、誰かの必要なものになる。」

そんな当たり前のようで素敵な循環を、これからも少しずつ広げていきたいと思います。

株式会社TSUJIMOTO